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FESTA MAJOR de SOLSONA
ソルソーナにおける花展に参加した
2007.9.7−11


創流90周年の式典を行った椿山荘 ソルソーナ美術館にある壁画
この花展は松風花道会千葉ブロックのメンバーが
FESTA MAJOR de SOLSONA
のイベントに協力したものであり
このページの制作者のその一員として参加した
【趣旨】
日本のいけばなは、日本における伝統文化のひとつで、
華道は茶道と共に古くから日本人の心の中に親しまれ守られ育てられた文化であります。
礼節、親愛、尊厳、協調の精神を養い、『道』という言葉の中には
精神修養の心がこめられています。それは人間としての教養の一助となっています。
1950年頃より現代花への機運が高まり、美術的な要素の研究も加わり、
古典とともに大いに華道の広がりを見せました。
植物素材をもって芸術的表現ができる文化の代表となりました。
作品を通し花の中にある生命の尊さ、力強さ、新鮮さ、優しさを無言の中に訴えるメッセージを
強く感じてもらいたいと思います。
ソルソーナ市(*)の秋の大祭「フェスタ・マジョール FESTA MAJOR de SOLSONA 2007」に参加し、
当地の大聖堂のパテオとコリドーで、下記のイベントにより日本のKADOを体験してもらうことにより、
日本文化を伝道し、ソルソーナ市民との交流を図りました。
・日本における華道の伝統と精神についての講演
・いけばな体験工房:10組(全22名の参加者)
・活ける過程を示すデモンストレーションと説明
・大聖堂のパテオとコリドーへ作品の展示 |
9月7日 16:00〜16:40
9月7日 16:40〜17:40
9月7日 16:40〜17:40
9月7日〜9月11日 |
*ソルソーナ市:スペインのバロセロナの北西125KMのところに位置する、人口1万人ほどのまち
今回は現地在住の佐野虔之介氏の要請に、大崎華水会長以下、趣旨に賛同した
千葉ブロックの有志を中心に全17名が参加しました。

ソルソーナ市民へのPR(ホテルのフロント) 来訪者へ配布した案内書
【市長へご挨拶】
佐野虔之介氏の案内により、在バロセロナ日本国領事館の佐藤仁彦領事と共に
大崎会長が市長にご挨拶に伺い歓迎を受けた

市長へとの懇談風景
【フェスタのオープニングセレモニー】
大聖堂のパテオで市長と佐藤領事の出席のもとに式典が催された。
要人の挨拶の後に、大崎会長も簡単な挨拶。
ソプラノの歌を聞いた後、教会のマリア様の祭壇の前で合唱を聞いて、式典を終了。

開会の前に市長が作品を視察 大崎会長の挨拶

市長の挨拶 佐藤領事の挨拶

ソプラノ独唱
マリア様の前での合唱

日本より参加した皆さん
【作品の製作】
コリドーの一つの辺にそれぞれ2作品を、
パテオの泉水にデコレーションを行った。

活けこみ−1 活けこみ-2

活けこみ−3 泉水のデコレーション
【作品の展示】
大聖堂のコリドー(廻廊)に8つの作品を展示した。
パテオ(中庭)の泉水にデコレーションを行った
デモンストレーション製作した作品をパテオに展示した

コリドーへの展示 パテオへの展示(デモと泉水)
【日本における華道の伝統と精神についての講演】
大崎会長より
日本における「いけばな」の起源について、
日本のいけばなは伝統文化として、人々の心に深く浸透し、茶道と共に親しまれ、守られ、育てられ、
今現在においても、その精神は教養の一助担っていること
松風花道会は、1917年に押川如水が創立し、
1977年より、文化庁より認可を受けた法人として運営しているところに特徴がありこと、
「松風花道会」では、作品を通していけばなの中にある、生命の尊さ、強さ、新鮮さ、やさしさなど、
人間の心、魂、感情を強く表現している特長ある流派であること、
創流90周年にあたり、本年6月に記念すべき花展を盛大に開催いたしたこと
ここに参加されているソルソーナ市民・スペイン国内の方々に、
表現するために使う、物、技法、感情など、西洋と東洋の文化の違いはあっても、
皆様の心に響く、メッセージをお伝え出来たらと願っていること
等の話があった。

大崎会長の講演 講演会の風景
【いけばな体験工房】
佐久間功水の指導の下に、いけばな体験工房を行った。
体験の場を10組用意したが、合計22組の参加があり、2交代で「基礎活」を体験してもらった。
前もって手順書と図解の資料を準備して、花道会の10名がそれぞれの体験者をサポートした。
製作者の名前を表示して、会期中作品をコリドーに展示した。

開始前の説明 熱心な活けこみの様子

体験工房の様子(鳥瞰) 拡大写真 作品を前に両親もそろって記念撮影

いけばな体験工房の作品を会期中コリドーに展示した
【活ける過程を示すデモンストレーションと説明】
森 順水、纓坂 昌水、木口 喜水の3人が活けこみの実演を行った。
森 順水副会長より
日本でも、一年の四季の移り変わりを通して、生活に密着したいろいろなお祭りや行事で、
お花を飾り楽しむ習慣があること、
一月一日は、新しい年を祝い「松」を飾り、3月3日は、女の子の誕生を祝い、ピンクの可愛い花「桃」を、
5月5日は、凛々しい花「菖蒲」を飾り、元気な男の子が生まれた喜びを表現すること、
材料は、ソルソーナ近郊の山から調達しした「オギ(ススキ)・ツゲの木」をメインに百合・小菊を使って活けたこと、
使っている器は、竹の表面を薄く削り、手作業で編み込み、色を付けた日本伝統的な「竹かご」を用いていること、
9月に日本では、太陽だけではなく月にも感謝し、作物の豊作を願い、祈りを捧げる習わしがあり、
夜空に輝く一番きれいな満月、「中秋の名月」に捧げる花として、
「かご」の中に水を入れる為の器を入れて、「投げ入れ」と言う手法を使い表現していること
などについて説明した。

活けこみ(デモンストレ−ション)の様子 熱心に見入る観客
【晩餐会】
オープニングセレモニーの後、会場をホテルのレストランに移して晩餐会が催された。
市長の乾杯のあと、4つのテーブルごとに懇談。
途中、アトラクションとして「十二支」占いを行ない盛り上がった。
晩餐会の後も元気は衰えず、1時頃にお開きになった。

市長の音頭で乾杯 懇談風景

自分の干支を確かめる人たち 「十二支」占いの司会者
【ソルソーナのまち】
城壁の中の旧市街の町並みは古く、落ち着いたたたずまいである

聖堂全景 黒いマリア様

ソルソーナの町並み-1 ソルソーナの町並み-2 ソルソーナの町並み-3

町中祭りのムードがいっぱい しばしの休憩
【ソルソーナのお祭り】
9月7日〜9日が正式の祝祭日。
ジェガンツ(巨大人像)を持つソルソーナでは、メインイベントとして登場させ
9日の昼過ぎから、パレードと舞踏が繰り広げられる。
ソルソーナのジェガンツは1727年に2組4体となった。
クマ、11頭の馬、ドラゴン、大頭、バトン、ワシの舞などが披露される。
祭りの拡大写真はこちら

クマの舞 11頭の馬の舞

ドラゴンの舞い 大頭の舞

バトンの踊り ワシの舞

ジェガンツの舞(王様と后 娘と娘に求婚するプリンス)

修正:120331