IDNの会議で、小坂さんから「IDNでメルマガを出しましょうよ」という提案があり、私が担当することになり、メルマガIDNの発行をはじめた。第1号を発行したのが、2002年4月15日のことである。それから12年と6カ月が経ち、第300号を発行することになった。第1号から一回も欠けることなく続いたと書きたいところだが、2010年の3月15日号の一回のみを発行していない。この時は、編集者が海外へコンサートツアーに出かけていた。
毎月、1日と15日の24時を越さないように発行しようと、努力してきた。メルマガを読んでもらっていないと感じることも多いが、原稿を書いてくださる皆様のご協力と、メルマガをお送りしている読者の方々からの「読んでいるよ」という声が励ましとなって今日まで続いてきた。 メルマガIDN第1号
メルマガIDN第1号の目次は下記のようになっている。 「メルマガIDN」発刊を祝す!」 理事長 奈良原眞吉 1.「ふれあい充電講演会」4月の報告と5月の予告 2.「シニア情報生活アドバイザー講座」第7期開催のご案内 3.「ふれあい通信 平成14年4月15日(第1号)」の発行 4.IDN会員募集のご案内 ふれあい充電講演会の4月の報告は、稲田重年さんの《シェークスピア劇の楽しみ方》であり、5月の計画は《陶芸のふるさと益子への日帰りバスツアー》 である。今となっては、懐かしい思い出である。 シニア情報生活アドバイザー講座は7期(現在は112期)の頃である。ふれあい通信の第1号と言うのは、その年の1号の意味(当時は年に複数回発行していた)であり、通しでは第9号(現在は31号)が発行されている頃である。 節目でのイベント 2006年6月1日に第100号を発行し、《IDNメルマガ創刊101号記念パーティ》を開催してもらった。その頃はメルマガが珍しかったのであろうか。御徒町の池田屋という居酒屋で、創刊101号記念の横断幕も作ってあって、盛大な会だった。記念パーティが終わってから、近くの蕎麦屋さんを紹介する方があり、2次会としてお酒を飲んで、おいしい蕎麦を食べた記憶がある。 節目の第150号と200号の時には、小坂さんがメルマガに寄せてもらった手記があり、今回懐かしく読ませてもらった。なお、第250号の時は、何もなく通り過ぎたようである。 メルマガIDNの内容を充実するために 連載の筆者を探すこと、会員のホームページの紹介者を発掘しお願いすること、新機軸を出すことなど、メルマガを充実させる努力は少しサボっている。 《連載》では3回でも結構、最長12回ほどまで可能、気楽に手を上げていただきたい。《ふれあい広場》は、何でもあり、の投稿の場所。日ごろ考えていること、IDNの行事へ参加した感想、自分や関係しているグループの紹介など投稿を待っているのだが。 編集後記について 第20号(2003年2月1日発行)より編集後記を書き始めた。最初の頃は編集に関わることを、編集後記らしく書いていたが、第30号より現在の形にして続けている。
現在の書き方は、編集後記にふさわしくないかも知れないが、以前に購読していたある雑誌の編集長のKさんが書かれた編集後記に触発されている。その雑誌が送られてくると、その号のトップ記事を読み、次は編集後記を読むのを楽しみにしていた。私が書くことをKさんと比べるのは不遜の限りであるが、今日まで続けている。 第100号の編集後記に、「私の中に蓄積されたことや新たに体験したことを勝手に書き続けてきました。最初の頃は、すぐにネタが尽きてしまうであろうと思っていましたが、今日まで続いています」と書いているが、それから、200回を数えた。 編集後記に書いたことに対して思わぬ方からお声かけがあり、お話が広がることもあり、このこともメルマガIDNの編集と発行を続けてきた原動力のひとつになっている。 編集後記を纏めて、編集後記集として私のホームページに公開している。270回も《よしなしごと》を書いていると、過去に何を書いたかがあいまいになってくる。現在の編集後記集は、時系列に並べたものとインデックスに区分した両面から見ることが出来るように構成している。インデックスの項目を右に示す。 よくまあいろんなことを書いていると思う。その中でも、コンサートについてたくさん書いている。2002年に《コンサート三昧》を12回連載、2006年、2008年、2010年にヨーロッパにコンサート・ツアーに行った報告を夫々10回程連載している。 もうひとつの特筆すべき対象は、《龍》に関するもの。2012年は辰年であり、龍について一年間に24回連載した。これは龍楽者の龍に関する集大成ともなった。 編集後記集の内容は、私自身の総括をしている感がある。編集後記に書く気になって、人やことに接する時に、集中力が増し、資料の収集や保管も丁寧になった。 エピローグ メルマガIDNの発行に関して、月に2回発行するのは大変だから、1回にしたら、と言われることがあるが、タイムリーにIDNに関係ある方へメッセージを発信したいと、月に2回の発行を続けている。今日、情報発信は大切なことだと考えており、月に2回の間を埋めることも意図して、IDNのFacebookページを開設した。 皆さんの協力のおかげで、いくつかのプロジェクト(事業)が動きだし、会員とアドバイザーの皆様への案内や提供する活躍の場が広がってきた。IDNとしても、このような動きを、複数の媒体を通して情報発信に努めることが必要だと思う。 編集後記集 |