編集後記の編集・発行者を交替します/編集後記について
【メルマガIDN編集後記 第382号 170315】

■編集後記の編集・発行者を交替します
 2002年4月より16年間にわたり、生部圭助が編集と発行を続けてきました、メルマガIDNの発行を2018年3月15日号をもって最後にいたします。同年4月1日より、衣替えをした発行になります。また、メルマガの送信先についても若干の見直しをします。もし、4月以降にメルマガIDNが届かなくなり、購読を希望される方は申し出てください。
 メルマガのトップの写真は、「写真家」としてデビューされた村井博美さんの作品を使わせてもらいました。ありがとうございました。お礼を申します。【生部 圭助】

■編集後記について
 メルマガIDNの第1号を発行したのは、2002年4月15日のこと、以来16年が過ぎた。この間、メルマガIDNを発行しなかったのは2010年3月15日号のみである。この日は、ヨーロッパへのコンサート・ツアーでベルリンに居た。

編集後記集のインデックス
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技術

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IDN関連・メルマガなど
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 第20号(2003年2月1日発行)より『編集後記』を書き始めた。最初の頃は編集に関わることを、編集後記らしく書いていたが、第30号(2003年7月1日発行)より現在の形に変えて続けてきた。
 現在の書き方は、編集後記にふさわしくないかも知れないが、以前に購読していた丸善のPR誌「學鐙(明治30年に創刊)」に触発されている。「學鐙」が送られてくると、その号の目次をみて、トップ記事を読み、次は編集長のKさんが書かれた『編集後記』を読むのを楽しみにしていた。
 私が書くことをKさんと比べるのは不遜の限りであるが、メルマガIDNの読者の方から「まず編集後記を読みますよ」と言われて大いに喜んだこともあり、今日まで続けてきた励みとなった。

 第100号(2006年6月1日)の編集後記に、「私の中に蓄積されたことや新たに体験したことを勝手に書き続けてきました。最初の頃は、すぐにネタが尽きてしまうであろうと思っていましたが、今日まで続いています」と書いているが、それから、280回を数えた。
 編集後記に書いたことに対して思わぬ方からお声かけがあり、お話が広がることもあり、このこともメルマガIDNの編集と発行を続けてきた原動力のひとつになっている。

 編集後記を纏めて、『編集後記集』として私のホームページに時系列で公開していた。そのうちに過去に何を書いたかがあいまいになってきたこともあり、270回(2013年7月15日)の頃に、それまで書いてきたものを仕分けし、内容にふさわしい言葉を作り、インデックスとした。現在の編集後記集は、時系列に並べたものとインデックスに区分した両面から見ることが出来るように構成している。インデックスの項目を右に示す。

 振り返ってみると、内容は多岐にわたっている。その中でも、コンサートについてたくさん書いている。2002年に「龍のコンサート三昧」を12回連載、2006年、2008年、2010年にヨーロッパにコンサート・ツアーに行った報告を夫々10回程連載している。

 もうひとつの特筆すべき対象は、「龍」に関するもの。2012年は辰年であり、一年間に24回連載した。これは自称龍楽者の龍に関する集大成ともなり、その後も、出会った数々の龍や得た知識について書いてきた。先号にも書いたが、現在、冊子『龍の謂れとかたち』をまとめている。『編集後記』として書いたものをもとに、内容の加筆修正、複数の記事の合体、一つの記事を二つに分けてそれぞれを充実するなど、手を加えている。

 『編集後記集』の内容は、私自身を総括している感がある。編集後記に書くことにより、人やことに接する時に、集中力を高め、資料の収集や保管も丁寧になった。

 長い間メルマガIDNを購読し、励ましや叱咤激励をしてくださった読者の皆様に深く感謝いたします。【生部圭助】

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