龍の謂れとかたち


謂れかたち

柳森神社の境内社 水神厳島神社・江島大明神の龍の絵馬

柳森神社
 長禄元年(1457)、太田道灌が江戸城を築城
その際に城の鬼門除けにと、神田川土手に植えた柳が繁茂 これが名前の由来
ここに鎮守として京都伏見稲荷より勧請し祀られた
当時は神田川の対岸にあったが、万治2年の築堤の際に対岸の現在地に奉遷される


柳森神社入り口  (神社の裏は神田川  川の向こうは秋葉原の電気街) 

境内社 水神厳島神社・江島大明神にある
江ノ島弁財天の龍の絵馬

柳森神社に祀られている末社のひとつ
右の龍の置物の後ろに絵馬が見える
昭和 戊辰(つちのえたつ・ぼしん)と見える
昭和の戊辰は昭和3年と63年であるが、昭和63年のものと見るのが妥当であろう

この龍は、《江島神社の五つの頭を持つ龍の伝説》によるものであるかはわからない


水神厳島神社・江島大明神 右上方より

龍の置物の後ろに絵馬が見える

江ノ島弁財天の龍の絵馬
 昭和 戊辰(つちのえたつ)と見える
昭和の戊辰は昭和3年と63年

昭和63年(1988)のもの?

江ノ島弁財天の龍の絵馬 龍の拡大

江島神社の五つの頭を持つ龍の伝説
昔、鎌倉には五つの頭を持つ龍がいて悪行を重ねていた
龍は天から舞い降りた弁財天に一目ぼれ
天女に恋心を抱く五頭龍を諭し、悪行をやめさせた
五頭龍をまつるのが龍口明神社(鎌倉市腰越)
その後、五頭龍は海を離れ、山に姿を変えた。これが現在の藤沢市龍口山
天女の天下りとともに出現した島が現在の江ノ島
天女は江島神社に奉られている弁財天
【この項は江島神社のHPより要約】

〒101-0041 千代田区神田須田町2-25-1
TEL03-3251-6422

091210
龍の謂れとかたちのTOPへ