謂れとかたち
穴八幡宮社殿の向拝の龍の彫刻
穴八幡宮
康平5年(1062年)、奥州の乱を鎮圧した源義家が凱旋の折
日本武尊命の先蹤に習ってこの地に兜と太刀を納めて氏神八幡宮を勧請
旧称は高田八幡宮
寛永18年(1641年)に横穴の中から金色の御神像が見つかったことから「穴八幡宮」という名前になった
元禄16年(1703年)には江戸権現造社殿が設営され、江戸を代表する神社のひとつとされた
安政元年(1854年)に青山火事のため類焼、そのまま明治維新を迎えることに
昭和時代には社殿が復興したが、こちらも戦災で焼失
現在の社殿は平成元年(1989年)に完成したもの
主祭神は 応神天皇・仲哀天皇・神功皇后
蟲封じのほか、商売繁盛や出世、開運に利益があるとされている
*一陽来復御守については、末尾に紹介しています
【2023/1/13 撮影】


穴八幡宮 一の鳥居


穴八幡宮 二の鳥居


社殿 正面


穴八幡宮 社殿の向拝


社殿の向拝の龍


社殿の向拝の龍


社殿の向拝の龍 斜めより見る


社殿の向拝の龍 斜めより見る


社殿の向拝の龍 内側


社殿の向拝の龍 内側


石段 上部より見る


一陽来復御守
当社において冬至祭の日から節分まで頒布する
この御守は、当社に伝えられる福神(打出小槌)に起因するもの
この打出小槌は公家の水無瀬家が山城国国宝寺より感得したものを当社に納めたもの
聖武天皇が養老七年の冬至の日に龍神により授けられた宝器と伝えられている
江戸中期より年々冬至の福神祭に授与された独特のものであり
金銀融通の御守とも呼称されている



穴八幡宮
住所:東京都新宿区西早稲田2丁目1−11
230830

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