龍の謂れとかたち


謂れかたち

慈救山梅翁寺の手水舎の龍 信州・湯田中温泉

慈救山梅翁寺
慈救山梅翁寺は寛保中(1741〜1743)に僧、実源により建立された、湯田中温泉街の最上部にある曹洞宗の古刹
古くから、こんこんと湧き出る湯量豊かな温泉郷として有名
梅翁寺境内には、今も当時からの源湯があり、福々と湯が湧いている
龍の口から吐出している手水は水ならぬ温泉水である

お地蔵様
身の丈三尺三寸(一b)ほどの足湯につかる、延命地蔵菩薩がある(半跏思惟像)
お地蔵様の肩や腰などを、湯に浸した白布で、さすることで温泉の持つ効用が伝わる
ピンピン・シャンシャンになれるという言い伝えがある

小林一茶
湯田中温泉といえば、江戸の俳人、小林一茶ゆかりの地として知られている
小林一茶が湯治に訪れた際に詠んだ句
雪散るや 湧き捨ててある 湯のけぶり



手水舎


湯けむりがあがっている


口からお湯が出ている


写真提供:飯塚 渉氏

慈救山梅翁寺
住所:長野県下高井郡山之内町大字平穏3107
電話:0269−33−4824


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