龍の謂れとかたち
龍の謂れとかたち
房総のむらの町並みにある薬屋の看板の龍
房総のむらの概要
房総のむらは、江戸時代後期から明治初期の千葉県の農村と町場を再現している
約19ヘクタールの館内には、町並み、武家屋敷、農家、農村歌舞伎舞台など、多くの施設がありる
また各施設では、伝統技術の実演と体験をおこなっている
房総のむらの使命
房総のむらは、伝統的なくらしや道具、もの作りの技を保存・継承し、
新たな価値を見い出し、展示や体験をとおして歴史や文化を学ぶことを目的とする博物館
歴史や自然を愛する心を育み、伝統文化の理解や学習、地域作りを支援している
沿革
昭和46年11月「房総風土記の丘」建設決定
昭和51年6月24日「房総風土記の丘」開館
昭和56年4月「房総のむら」建設決定
平成4年6月「房総のむら」全施設公開
平成16年4月1日「房総風土記の丘」と「房総のむら」が統合し、「房総のむら」として公開
常設展示
千葉県会議事場・町並み・武家屋敷・上総の農家 農村歌舞・伎舞台・下総の農家・安房の農家・水車小屋
町並み県内に残る佐原などの古い町並みを参考に再現しているめし屋・そば屋・小間物の店・呉服の店・酒 燃料の店・薬の店・川魚の店・瀬戸物の店・菓子の店・お茶の店・本 瓦版の店・紙の店・細工の店・畳の店・木工所・鍛冶屋・
商家16軒のうち、8軒の2階は展示室になっている
各店に関係が深い原料・製作工程・道具、技術、製品、販売・流通、年中行事などを紹介している並みにはよく見られた、旅館(総合案内所)・稲荷の社・地蔵・辻広場・火の見やぐら(辻広場)なども再現している
町並みの中にある佐倉堂
薬の店 佐倉堂
薬を売る店を調査し、それをもとに建てられている
看板が多いところが薬の店の特徴
1階の屋根の上には屋根看板、店先には薬の袋を模した袋看板、店の中にも衝立看板や薬の名前を書いた下げ看板
店の奥には薬などを入れた百味箪笥や薬の材料を粉末にするための薬研(やげん)、薬草を計る竿秤などが展示されている
帳場格子、銭箱、当箱などが置かれ、帳場の様子を再現している
ここでは薬研などの製薬道具を使った薬の実演や野草茶・七味唐辛子の製作体験を行っている
2階は展示室になっている【房総のむらホームページより要約】
佐倉堂の看板の下に龍の彫刻がある
龍の彫刻
佐倉堂の1階の屋根の上には屋根看板があり、その下に龍の彫刻が飾られている
彫刻のいわれについてはわからない
ここに紹介した写真はすべて飯塚 渉氏の提供による
龍の彫刻の全景
龍の頭部
【写真提供:飯塚 渉氏】
風土記の丘
風土記の丘には、豊かな自然環境に囲まれた総面積約32haの敷地があり、資料館や文化財建造物などがある
復元古墳「竜角寺古墳群第101号古墳」など古墳78基のほか、資料館や文化財建造物など
090822
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