謂れとかたち
千葉寺の鐘楼堂の龍の彫刻
(千葉・千葉市中央区)

千葉寺(せんようじ)
真言宗豊山派の寺院。山号は海上山。本尊は十一面観音
坂東三十三観音霊場第29番札所である
709年(和銅2年)、この地を訪れた東国巡錫中の行基が
池田郷の池で千葉(せんよう)の青蓮に霊を感じ
十一面観音菩薩像を刻んで同地に安置したのが始まり
聖武天皇が、勅命を下して伽藍を調えさせ
「海照山歡喜院青蓮千葉寺」の勅号を与え、勅願寺となった
千葉氏の居城である亥鼻城(千葉城)に近いことから千葉氏の祈願所となった

仁王門


仁王門

鐘楼堂
鐘楼堂は、文政11年(1828)に建立されたものである


鐘楼堂


鐘楼堂 龍の彫刻のある面


龍の彫刻はこの面のみ


龍の彫刻


龍の頭部



撮影:2021/04/06&2021/04/21
210406/210421
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