謂れとかたち
長善寺の屋根の龍

長善寺
長善寺は、東京都杉並区にある日蓮宗の寺院
総本山を身延山久遠寺とする日蓮宗の寺院で山号を「如法山」、寺号を「長善寺」と称す
豊臣秀吉が天下統一した天正18年(1590)、圓立院日義上人によって東京・谷中に創立された
はじめは実蔵坊と称された
5世の眞如院日成上人の時には日暮里に移転したと伝わってる
大正12年(1923)の関東大震災で被災し、同15年、圓隆院日容上人の時に
国鉄線路拡張のために現在地・杉並区高円寺に移転した


長善寺 入り口


長善寺 本堂正面

屋根の龍
平成27年(2015)に屋根の改修に伴い1年がかりで制作された
制作:鬼師・梶川亮治氏
1頭の全長約5m、頭部の高さ約80cm、宝珠の高さ約1m
「水の神」として防火の役割を担う龍には「写経」が
宝珠には「ご本尊」がそれぞれステンレス製の筒に入れて収められている


屋根の2頭の龍


左の龍


左の龍 頭部


右の龍


右の龍 頭部

長善寺
住所:東京都杉並区高円寺南2-40-50
240426

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