謂れとかたち
鏝絵の龍 大六天榊神社の社殿脇間壁

大六天榊神社
神社の正式名称は「榊神社大禄天神」、通称で大六天神社と称している
川間(西浦賀町5丁目)の鎮守で、主祭神は面足彦命(猿田彦神)
当初は川間奥にある通称・お伊勢山の中腹にあった
昭和の初めに現在地に移された
大禄天は第六天(多化自在天)に語呂が通じ、修験者の信奉した仏神といわれる
道の分かれる所を守り邪霊の侵入を阻止する神としてお祀りしている
【2024年9月 撮影】


大六天榊神社 遠景


アプローチと鳥居


大六天榊神社  正面

昇り龍と降り龍の鏝絵
社殿の正面の脇間壁にガラスケースで保護された龍の鏝絵が飾られている
社殿に向かって右(東)に「昇り龍」、左(西)に「降り龍」
石川善吉と次男吉蔵との合作と伝えられている
「昇り龍」が善吉、「降り龍」が吉蔵の作
いたずらされたり汚されたり、荒らされていた
傷んだ鏝絵を修復したのは、氏子の一人でもある辰巳さん
各上部の小壁にも鶴一羽が描かれている


社殿 脇間壁に龍の鏝絵がある(透明の板で保護されている)


鏝絵 昇り龍(右)

 
鏝絵 昇り龍(右)


鏝絵 昇り龍の頭部



脇間壁に龍の鏝絵がある

  
鏝絵 降り龍(左)


鏝絵 降り龍の頭部

大六天榊神社
住所:神奈川県横須賀市西浦賀5丁目
240908

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