龍の謂れとかたち
龍の謂れとかたち
JRのキャンペーン《伊達》に使われた仙台箪笥の龍の彫刻
JRのキャンペーン
美味し国 仙台・宮城美味し国伊達な旅 −仙台・宮城デスティネーションキャンペーン2008.10.1−12.31
ポスターのコピー
木工職人、漆職人、金具職人の共同作業で
江戸時代から作られてきた仙台箪笥。
金具の美しさがその特徴でもある。
職人たちの鋭敏な感覚で、華麗な文様は時代とともに
洗練され続け、打ち出されてきた。
人の心に響く美を、たゆまず追いかけ続ける
職人たちの進取の気質。
変化してこそ伝統は守られる。
ここにホントの《伊達》があります。
【写真はすべて駅のポスターより撮影したもの】
JRキャンペーンに使われた仙台箪笥
JRのキャンペーン《伊達》
仙台箪笥の龍の彫刻
龍の頭部の拡大
仙台箪笥
慶長年間、伊達藩主伊達政宗公の時代に創案されたのが始まり
今日の仙台箪笥のかたちに近い箪笥がつくられるようになったのは、幕末から明治はじめにかけてのこと
明治末から大正はじめには生産量が増加し、《仙台箪笥》という名称使われるようになった
戦時中には生産が停止、戦後にこの伝統的技術が復興
宮城県の伝統工芸品に指定されている
仙台箪笥の典型
材料はケヤキや栗(内側は杉や桐)
塗りは透明で下の木目が見える木地呂塗り
前面に打ち出した鉄金具がつく
081021
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