謂れかたち

安房神社の絵馬 2012

安房神社の創始は、神武天皇が初代の天皇として即位した皇紀元年(紀元前660年)
神武天皇の命を受け天富命は肥沃な土地を求められ、最初は阿波国(現徳島県)に上陸
そこに麻や穀(カジ=紙などの原料)を植え開拓を進めた

その後、天富命一行は更に肥沃な土地を求めて海路黒潮に乗り、房総半島南端に上陸
天富命は上陸地である布良浜の男神山・女神山という二つの山に、自身の先祖にあたる天太玉命と天比理刀咩命を祭る
これが現在の安房神社の起源

奈良時代の養老元年(717年)に、吾谷山(あづちやま)の麓である現在の場所に安房神社が遷座
《下の宮》の社殿も併せて造営

平安時代には、『延喜式』の《神名帳》に記載された式内社となる
この時代に《安房国一之宮》としても、広く一般庶民からの崇敬も集める

明治時代になると、新たな社格制度が制定され、当社は《官幣大社》という最高位の社格を賜る
戦後発足した神社本庁によって《別表神社》の指定を受ける
日本全国の多くの崇敬者の皆様に支えられて現在に至る
【安房神社のホームページより】


絵馬 2012










安房神社
住所:千葉県館山市大神宮589番地
電話:0470-28-0034



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