謂れとかたち
江の島の燈籠

江の島の由緒
 社伝によると、欽明天皇13年(552年)に、「欽明天皇の御宇、神宣により詔して 宮を島南の竜穴に建てられ
一歳二度の祭祀この時に始まる」とある
これは、欽明天皇の勅命で、島の洞窟(岩屋)に神様を祀ったのが、江島神社の始まりであることが記されている

 江の島は、鎌倉時代のころまでは全島が信仰の対象とされて
みだりに島へ渡ることはできないようになっていたが、江戸時代には弁天信仰の地として栄えた

 突然海底から浮き上がったといわれる江の島の誕生の不思議さと
五頭竜と天女の伝説が語り伝えられることによって、弁才天への信仰がさらに高められてきた

江の島の燈籠
江の島への入り口では龍を彫った燈籠が迎えてくれる

豊な自然環境と歴史的文化遺産を持つ江の島が折しも江島神社御鎮座1450年を迎えるに際し
当地永々の繁栄を祈念いたし奉祝記念事業として関係各位のご高配と多くの御奉賛者の御浄財を以て
史跡名勝地に相応しき石燈籠一対を建立いたす所存である
平成十三年辛巳歳七月
江の島振興連絡協議会
江島神社
【現地の案内石版より】



江の島への入り口に龍を彫った燈籠がある

 
燈籠(左)


燈籠(右)


龍(左)


龍(右)


龍の頭部(左)


龍の頭部(右)


龍の足と爪(左)

龍の足と爪(右)

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