謂れとかたち
干支の盆 辰

京塗りの栞
平安の都より 長い伝統につちかわれ
日本古来より 人々に人一倍大事にされた 漆と木をもって
お使いになる御客様の身となり 丹念に調整した
この漆器をお届け申し上げます
【製造元の石川工房の栞より】

干支の盆 辰
龍は雷雲の中、竜巻とともに天空を自由に翔びまわる伝説の霊獣
お釈迦様の誕生の時双龍があらわれて、清浄水をそそぎ
また、悟りを開かれたときには
七日間の雨から身をおおってお釈迦様を守ったと言われています
また、天の方角を司る四神のうち
青龍は緑色をして東の方角を守り、春を表します
【製造元の石川工房の説明より】

ここに紹介するものは、多摩川浅間神社(大田区田園調布)より拝領のものを戴いたもの


外観


外箱 京漆と書かれている


蓋を開ける  吉福招来 えとの盆

お盆の裏面  浅間神社の銘がある


三春たつ車
福島県三春町には郷土玩具の子育木馬(こそだてきんま)で有名な「三春駒」があります
その三春駒と、青森の「八幡駒」、仙台の「木ノ下駒」が三代駒と言われています
子育木馬にならって作られていた辰の玩具を、今年の干支丸盆のテーマに使わせていただきました
【製造元の石川工房の説明より】


お盆の表面


お盆の表面 吉福招来と龍の絵柄


三春たつ車の絵柄


三春たつ車の例
1976年のお年玉記念切手「辰年」
版元まつ九の干支はがきに使われた「たつ車」
を紹介する


お年玉記念切手「辰年」
1976年

干支はがきに使われた「たつ車」
版元まつ九


製造元:(株)石川漆工房
住所:京都市伏見区毛利町111
電話:075-621-1012



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