謂れとかたち
干支 辰のお守り(鼈甲屋 たがわ)

長崎べっ甲
長崎べっ甲は、江戸時代以降長崎市、諫早市を中心に生産されている工芸品
長崎は日本一のべっ甲の産地
17世紀前半に中国から加工技術が伝わったといわれている
べっ甲は珊瑚礁に生息する海亀の一種である「タイマイ」の甲羅を原材料として製作される
厚みや色合いなどを手作業により丹念に調整し、緻密で精巧な技法が特徴
古くはかんざしなどが主に作られた
髪飾り等の小物だけでなく、宝船等の大物製品も製造されている
平成29年、国の伝統的工芸品に指定された



干支 辰のお守り おみやげ

干支 辰のお守り(鼈甲屋 たがわ) 



張べっ甲の辰   高さ:3cm 

辰の頭部


有限会社鼈甲屋 たがわ
昭和19年創業の「鼈甲屋たがわ」は長崎で三代に渡る
手作りで丹精込めたべっ甲細工を製作し、長崎べっ甲の400年の伝統の技を今に伝えている
現在でも、作業工程はそのほとんどが職人の手作業により作られている
べっ甲細工は、水と熱の錬金術とも言われ、水・熱・力それぞれの微妙な手加減が不可欠
長年の経験で培われた熟練の技を要す
製造販売はもとより 既存のべっ甲製品の修理・加工・磨きなどのメンテナンスをするサービスを行っている
現在べっ甲細工の伝承が危惧されるなか 「後世に伝統の技を残したい」という想いを込めている


有限会社鼈甲屋 たがわ
長崎県長崎市上西山町3−6 D−bornビル101
TEL:095-823-5027

170718
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