龍の謂れとかたち


謂れかたち

2008年にヨーロッパで出会った龍と竜

ティントレットの《サタンと大天使ミカエルとの戦い》

作品の説明
Tintoretto(1518-1594)
作品1990 キャンバス 318×220cm

画家後期の作品
マニエリズムの画家の一人 ミケランジェロの構成、ティツアーノの色彩を受け継ぐ
なくなる直前、ヨハネの黙示録(*)をテーマに描いた
この作品もそのひとつ 天の戦いのシーンを描いている

右上には父なる神が両手を広げ愛を示し
その下には大天使ミカエルと彼に続く天使たちが竜に変身したサタンと戦っている
画面左上にはマリアとキリストが三日月を踏んで登場している

ツヴィンガー宮殿 アルテ・マイスター(古典巨匠絵画館)
アルテ・マイスターは1956年に多難な歴史を潜り抜け、ツヴィンガー宮殿の一角に再びオープンした
ザクセン侯の美術コレクションは現在ツヴィンガー宮殿の一角を占めるドレスデン美術館、
アルテ・マイスター(Alte Meister)などで展示されている
アルテ・マイスターのコレクションの中にはラファエロの「システィーナの聖母」が含まれる
そのほかレンブラント、ルーベンス、ルーカス・クラナッハ、デューラーなど
ヨーロッパを代表する画家たちの膨大な数の作品が公開されている
この美術館はヨーロッパでも重要なコレクションを有する施設のひとつと言ってよい 
【アルテ・マイスターで求めたパンフレットより要約】

この絵はイタリア絵画のゾーンに展示されている
また、アルテ・マイスターでは有料で写真撮影を許可してくれる

(*)ヨハネの黙示録とベアトゥス写本の挿絵についてはこちらをご覧ください


ティントレットの《サタンと大天使ミカエルとの戦い》


竜の部分(左下)の拡大
 

080607
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