龍の謂れとかたち


謂れかたち

漱石山房原稿用箋


デザインは、漱石の本を装丁した、橋口五葉によるもの
左右の龍の頭の間に、「漱石山房」の篆書(てんしょ)を入れたものを特注で作った
丸善特製の原稿用紙とメモ帳は同じ形式であるが、丸善のものは1行20字詰め
神奈川近代文学館では、この原稿
用箋の木版叛木、紙型を所蔵している

漱石山房原稿用箋の由来
原稿用紙は十九字詰め十行の洋罫紙で
輪郭は橋口五葉君に画いてもらったものを
春陽堂に頼んで刷らせて居る
十九字詰にしたのは、この原稿用紙を拵らへた時に、新聞が十九字詰めであったからである
<後略>
【夏目漱石「文士の生活」大阪朝日新聞 大正3年3月22日 から】

 
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原稿用紙

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071216/
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