謂れとかたち
蛇窪龍神社の白龍

蛇窪神社
北条重時の五男時千代は、法圓上人と称して大森に厳正寺を開山
文永8年の秋から50年ほどを経た元亨2年(1322年)、武蔵の国一帯が大旱魃となり、飢饉の到来は必至と見られた
厳正寺の当主法密上人(法圓の甥の第二世)は、この危機を救うため、
厳正寺の戌亥(北西)の方向にあたる森林の古池のほとりにある龍神社に雨乞い
大危機を免れることができた
これに感激した時千代の旧家臣たちは、蛇窪に神社を勧請
これが現在の蛇窪神社の縁起とされている

当社の旧社名は神明社、その後村社に昇格して「天祖神社」に改名された
令和元年(2019)5月1日より、御大典を記念し、地域の発展を祈念して
別称「蛇窪神社」を通称表記に格上げした
【2024年8月 撮影】


蛇窪龍神社 入り口 大鳥居

.蛇窪龍神社
蛇窪龍神社は令和3(2021)年4月1日に鎮座七百年を記念し、元宮として建立された
蛇窪龍神社は、蛇窪神社創建前の神社で、千年以上の歴史があると伝えられ、
蛇窪の守護神と称えられている
七夕は、蛇窪龍神社の水まつりの日
鎌倉時代に龍神様が、旱魃で苦しむこの地に雨を降らせ、大飢饉を救ったことで
龍神様と水恩に感謝する日としている


境内の右奥 白蛇弁財天と蛇窪龍神社を見る


蛇窪龍神社と白龍


蛇窪龍神社 正面


白龍
龍は全長8メートルの鉄筋コンクリート製
昭和50年2月5日(1975)に社殿を移設した際
工事を取り仕切ったとび職人の故・真鍋勝さんが製造し奉納されたもの

白いヘビを神様としてまつる全国的にも珍しい
七夕は、蛇窪龍神社の水まつりの日
鎌倉時代に龍神様が、旱魃で苦しむこの地に雨を降らせ、大飢饉を救ったことで
龍神様と水恩に感謝する日としている


白龍 正面


白龍 頭部


白龍 背


白龍 後方より見る  全長8M

七匹の白蛇
蛇窪龍神社には七匹の白蛇や白龍が置かれている
神様の使いである白蛇が八匹目で白龍になるという言い伝えを表している


七匹の白蛇が祀られている


七匹の白蛇 右側


七匹の白蛇 左側


蛇窪神社
住所:東京都品川区二葉4-4-12
240901

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