謂れとかたち
薩摩一宮枚聞神社のお守り

枚聞(ひらきき)神社は鹿児島県指宿市開聞にある神社
開聞岳(922m)の北麓にある、当初は開聞岳の南麓にあったようだ
貞観年間(貞観16年 874年)の噴火によって、北麓へ遷座されたという


枚聞神社は開聞岳の北麓にある


枚聞神社 【写真:神社のしおりより】

大日孁貴命(おおひるめむちのみこと 天照大御神)を正祀とし、他に皇祖神八柱神を祀る
交通安全、航海安全、漁業守護の神として厚く信仰されている

貞観2年(860年)には従四位下を授けられた古社
式内社・枚聞神社に比定されている神社
延喜式では、《薩摩国頴娃群枚聞神社》と記されているが、多くの古史料では《開門神》となっている
正治2年(1200年)島津忠久公の社殿再建以来、歴代藩主の修理、改造、再建等十余度に及ぶ
元亀二年(1571年)領主頴娃家の内乱の為、社殿その他は焼亡し、神領も散亡
天正20年(1592年)島津家より田畠二十四町歩を寄せられ漸次旧に復した
現在の社殿は慶長15年(1610年)兵庫入道維新公の再興に係るものである

【配祀:五男三女神】
天之忍穂耳命・天之穂日命・天津彦根命・活津彦根命・熊野櫲樟日命)
多紀理毘売命・狭依毘売命・多岐都比売命



枚聞神社でもとめたお守り


お守りの龍の絵柄


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