龍の謂れとかたち
英勝寺仏殿の天井 雲龍図　鎌倉・扇ガ谷

英勝寺
英勝寺の山号は東光山
神奈川県鎌倉市扇ガ谷にある浄土宗の寺院、現在、鎌倉唯一の尼寺
寺域は、開基英勝院尼の祖先であり、扇谷上杉家の家宰であった太田道灌邸跡地とされる
徳川家康の側室で、大田道潅四代の太田康資息女とされるお勝の方（＝お八＝お梶）
初代水戸藩主となった徳川頼房の養母を務めた
家康の死後は落飾して英勝院と称した
三代将軍家光より扇ガ谷の地を賜り、寛永１３年（1636）に英勝寺を創建
水戸頼房の娘、小良姫が住職として入寺
英勝寺は水戸家の御寺として称えられる

仏殿は、桁行三間、梁間三間、一重裳階付、寄棟造、瓦棒銅板葺の建物


総門


英勝寺境内　山門と右奥に仏殿をみる


仏殿　正面

仏殿の極彩色の天井絵
仏殿の天井には、琴をひく天女吉祥天、天女のような迦陵頻伽など
天井の中央には雲龍図が描かれている


仏殿の内部と天井絵


仏殿の天井絵《雲龍図》


龍の頭部

所在地：神奈川県鎌倉市扇ガ谷１-１６-３
電話：０４６７−２２−３５３４
１９０１０９
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