龍の謂れとかたち
報国寺(鎌倉)の向拝の龍
報国寺は臨済宗建長寺派の禅宗寺院、山号寺号は功臣山報国寺
本尊は釈迦如来(市重文)
足利、上杉両氏の菩提寺として栄えた
淨妙寺中興の足利貞氏の父・家時(足利尊氏の祖父)が開基
夢想国師の兄弟子・天岸慧広(仏乗禅師)の開山で建武元年(1334)の創建
仏乗禅師は円覚寺を開山した無学祖元に師事し、後に中国へ渡って修行した高僧
永享の乱(1439年に起きた足利持氏の室町幕府将軍・足利義教への反乱)
関東公方・足利持氏は敗退し、永安寺で自刃した時、その長子・義久もこの寺に入って自刃した悲劇の寺
三門をくぐり右側の石段を登ると本尊の釈迦如来坐像が祀られている本堂がある
本堂の右手に迦葉堂、左手にかやぶきの鐘楼がある
境内の孟宗竹の竹林が有名で竹の寺とも言われている
【現地の説明版などより】
三門
本堂正面
本堂向拝
扁額と龍の彫刻
龍の彫刻 正面
龍の彫刻を斜めに見る
龍の頭部
龍の頭部を斜めに見る
龍の彫刻の裏側を見る(彫刻の裏側を見るのは珍しい)
報国寺(ほうこくじ)
住所:鎌倉市浄明寺2-7-4
電話:0467-22-0762
120717/220518
龍の謂れとかたちのTOPへ