龍の謂れとかたち
東慶寺 鐘楼天井 《雲龍図》 鎌倉・山ノ内
東慶寺
東慶寺は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺院 山号は松岡山、寺号は東慶総持禅寺
開基は北条貞時、開山は覚山尼と伝える
現在は円覚寺末の男僧の寺であるが、開山以来明治に至るまで本山を持たない独立した尼寺
室町時代後期には住持は御所様と呼ばれ、江戸時代には寺を松岡御所とも称した
江戸時代には幕府寺社奉行も承認する縁切寺として知られ、
女性の離婚に対する家庭裁判所の役割も果たしていた
【現地の案内板の説明を要約した】
東慶寺 入口
東慶寺 鐘楼
鐘楼天井の雲龍図
現在の鐘楼は大正5年建立されたもの
『赤壁』の神津猛が、志賀の持ち山の木を伐って寄進し
現在の梵鐘は南北朝時代の1350年に鋳造されたもので、材木座の補陀洛寺から移されたもの
神奈川県重要文化財に指定されている
鐘楼天井画(下画)は、東慶寺男僧第三世の佐藤禅忠和尚の雲水時代のもの(大正5年・大正10年?)
鐘楼の天井
天井 全図
雲竜図
住所:鎌倉市山ノ内1367
電話:0467-22-1663
190103
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