謂れとかたち
尾山神社の東神門の龍の彫刻 金沢

尾山神社
尾山神社は、前田家二代利長公が卯辰八幡宮を建立し、利家公の神霊を合祀したことに始まる
廃藩置県後、旧加賀藩士等は祭祀を継続し、利家公の功績を不朽に伝えようと
明治6年に、旧金谷御殿の跡地である現在の社地に社殿を新築し、尾山神社と称した
平成10年には正室であるお松の方も合祀された


尾山神社 正面


尾山神社 境内配置図



東神門(ひがししんもん)
東神門は、尾山神社の東参道の門
もと金沢城二ノ丸にあった桃山風御殿様式の唐門
金沢城初期の貴重な木造建造物
宝暦9年(1760)の大火で金沢城の大半が焼失したが、東神門は災難を免れた
阿吽形の二頭の龍が水を呼び類焼を免れた、と言い伝えられている
彫刻は一本の釘も使用せず名工の作とされる
作者は不詳


東神門 東参道より


桃山風御殿様式の唐門



唐門にある龍の彫刻


龍の彫刻 吽形(左)と阿形(右)


龍の彫刻 吽形(左)


龍の彫刻 阿形(右)


尾山神社
住所:石川県金沢市尾山町11-1
電話:076-231-7210


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