龍の謂れとかたち


謂れかたち

佐賀県立九州陶磁文化館とガラス扉の龍の絵柄のプレート


施設の目的
肥前の陶磁器をはじめ、九州各地の陶磁器に関し、その文化遺産の保存と陶芸文化の発展に寄与するため、
歴史的・美術的・産業的に重要な資料を収集・保存・展示し、
あわせて調査研究や教育普及の活動を行うことを目的として設立された。
九州の陶磁器専門の施設として、陶芸文化に関する総合的拠点となることを目指し、
また国際的な交流を積極的に図れるよう努力している
【佐賀県立九州陶磁文化館のホームページより】


九州陶磁文化館 外観


壁面のネームプレート

ドアの龍の絵柄のプレート
透明なガラスの扉に龍の絵柄のプレートた取り付けられている
プレートは辻精磁社製である

辻精磁社
1985年、ドイツ共和国マイセン市と、有田町との姉妹都市協定が結ばれたことを記念し、
十四代辻常陸の作品《波涛雲龍文大額皿》が、有田磁器の代表としてマイセン市に贈られた
作品は、旧東独逸ドレスデンにある公立ホテル《ベルニュー》のサロン有田に飾られている

極真焼
辻家は350年の歴史と極真焼という辻家秘伝の製法技術を持つ
製品と同質の磁土で匣鉢(さや)を作り、蓋との接触部分と内部全面に釉薬を十分に施して焼成
匣鉢内を真空状態とする
内外のガスの浸透・拡散を完全に遮断することで
気品あふれる肌の光沢と深い呉須の発色の製品が得られる
昭和60年(1985)に十四代辻常陸が復元に成功
【辻精磁社のホームページより】


九州陶磁文化館内のガラス扉



ガラス扉の龍の絵柄のプレート
 辻精磁社製


龍の頭部と爪の詳細

091201
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海を渡った伊万里(ドレスデン)