龍の謂れとかたち


謂れかたち

青龍工房の曳山の絵葉書(飛龍と七宝丸)

青龍工房
からつ曳山展示場からJR唐津駅へは、アーケード街を抜ければ最短距離で戻ることが出来る
アーケード街の手前を左に折れて、一本東側の通りを目指した
東南の角に、曳山の絵をあしらった《青龍工房》の看板が目に付いた
からつ曳山展示場でも見た曳山をプリントしたTシャツが店先につるしてある
お店の中へ入ったら、すべての壁面に曳山の絵が飾ってあり
台には、販売用のTシャツや絵葉書が並んでいる

 
青龍工房 正面


青龍工房 お店の内部

福本哲夫さん

福本哲夫さんは、昭和32年(1957)生まれの画家
平成12年(2000)に県展日本画部に入選
平成13年に佐賀県展・デザイン部門入選(以後同じ部門で3回入選)
平成13年(2001)に《青龍工房》を設立した
画家のみではなりわいとならないので、絵のほかTシャツや絵はがきを販売しているとのこと
平成18年には、全国豊かな海づくり大会(第26回)記念品として《曳山ん絵はがき》が採用された
福本哲夫さんは、飾る場所に合わせて、大きさ・材質(掛け軸 パネル・色紙)等の注文に応じている


曳山点描画を背にした福本哲夫さん 

福本哲夫さんが描く曳山の絵
福本哲夫さんが描く曳山の絵には特徴がある
漆の光沢はもちろん
白と黒だけで表現した 金・銀・赤・青の色彩感や髪・髭・布地の 素材感等々
観れば観るほど味が出てくる《曳山ん絵》を目指している

点描画
ペン先で落とした点の集合で描く《点描画》は、下地を黒く塗り
水で薄めた白絵の具をペン先にのせ、明るい色や、光に照らされた部分は密に
また、暗い色や日陰の部分は疎に落として立体感を出す

水彩画
白絵の具だけを筆で描いた《水彩画》では、下地を黒く塗り
筆と白絵の具だけを使い、溶く水の加減だけで立体感を出す

福本哲夫さんが製作した、飛龍と七宝丸の絵はがきを紹介する


絵はがき 七番曳山 飛龍

絵はがき 十四番曳山 七宝丸


青龍工房(福本哲夫さん)
住所:〒
847-0853  佐賀県唐津市江川町680−1
電話:
0955-73-8641

091101
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