龍の謂れとかたち
杵築大社の狛犬の台座の龍虎
杵築(きづき)大社
慶安年間、結城秀康の三男で徳川家光の従兄弟に当たる松江藩初代藩主松平直政が
当所12町四方を将軍家より賜り、御用屋敷を設けて鷹狩場とした
直政がその御用屋敷内に出雲の杵築大社(現在の出雲大社)と稲荷社を勧請したのが当社の始まり
貞享年間に松江藩御用屋敷は幕府の直轄地となったが、神社は残され、当地・境本村の氏神とされた
戦後商売繁盛の神「えびす様」を出雲の美保神社より合祀
「大国様」と共に二福神を祀る神社として、人々から厚く信仰されている
境内には八坂神社、富士浅間神社、金比羅様、弁天様も祀られている。
【2019/1/7 撮影】
杵築大社の入り口の鳥居
左右の狛犬の台座に虎と龍のレリーフ
狛犬の右が阿形、左が吽形
右の台座に龍、左の台座に虎のレリーフがある
四神の青龍と白虎という見方もあるが
左右に龍虎を配した、と見るのが妥当だろう
左右の狛犬の台座に虎と龍のレリーフがある
吽形の狛犬 虎のレリーフ | 阿吽形 龍のレリーフ |