龍の謂れとかたち
龍の謂れとかたち
湖南汽船(株)の制服(袖口)の龍の刺繍
湖南汽船(株)は揚子江中流域の漢口から洞庭湖をへて長沙・湘潭に至る湖南航路の運航を目的として明治37年3月に設立された汽船会社。当時日本の中国内陸航路には、上海航路に日本郵船(株)と大阪商船(株)、上海・杭州・蘇州を結ぶ三角航路に大東汽船(株)が就航していた。そこで明治38年、揚子江各地を視察した西園寺公望の提言により上記4社を併合、新会社日清汽船(株)が明治40年3月設立され、湖南汽船は3年の短い歴史を閉じた。
袖口の刺繍の部分を切り取って広げた(左右の袖に同じものが刺繍されている)
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