龍の謂れとかたち


謂れかたち

国立扶餘博物館(韓国)の百済金銅大香炉

2008年に韓国の国立扶餘博物館へ行った知人よりのお土産をいただいた
博物館のパンフレット、百済金銅大香炉の絵葉書、切手シートなど
5種類の切手の中には、百済金銅大香炉も含まれている
切手シートには、博物館の正面の写真がある


国立扶餘博物館 パンフレット表紙(部分)

国立扶餘博物館
国立扶餘博物館は百済の文化が花開いた泗沘時代(538-660)の首都であった扶餘に位置する
百済専門の博物館として、百済文化の研究と調査・保存の中心的役割を担っている
忠南地域の百済時代の遺物を15,000点所蔵している
そのうち約1000点の遺物を展示している
1993年3月に現在地に移転開館した


国立扶餘博物館 正面(切手シートより)

百済金銅大香炉
百済人が香をたくときに用いたもの
蓋にある12個の穴から香の煙が出るようになっている

龍が天空を仰ぎ香炉をくわえている姿を形象化した台部
蓮弁により表現された胴部
幾重もの山並みが表現された蓋部
5つの山嶺にはそれぞれ一羽の鳥がとまって鳳凰を迎えている
蓋の鳳凰の下では5人の楽士が楽器を演奏している
蓋部の上端には、一羽の鳳凰が装飾されている
国宝287号 扶餘陵山廃寺
【国立扶餘博物館のパンフレットより要約】


百済金銅大香炉 高さ:61.8cm
【写真:絵葉書より】

台部 胴部 胴体の直径:19cm 
 
090124
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