龍の謂れとかたち
鹿王院舎利殿の大厨子の龍の彫刻
鹿王院
鹿王院は覚雄山と号する臨済宗の宝幢(ほうどう)禅寺の塔頭
開山は春屋妙葩(しゅんおくみょうは)
本尊は釈迦如来
3代将軍足利義満が1380年(康暦2)24歳の時に、寿命を延ばすのを祈って宝幢寺を建立
その境内に春屋のため開山堂を建て鹿王院と称した
鹿王院の名は建立の際に野鹿の群れが現れたことによると伝えられる
仏教では、釈迦最初の説法の地鹿野苑(ろくやおん)に伝わる故事から鹿を瑞兆とする
宝幢寺自身は応仁の乱のときに焼失
宝幢寺の塔頭だった鹿王院だけが残った
鹿王院は嵯峨嵐山に位置する
観光客は少なく、嵐山の由緒あるお寺を静かに味わえる場所
中門にある扁額
足利義満公筆
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鹿王院 山門
覚雄山の扁額がある
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山門から静かな佇まいの中を中門に向かう
仏舎利殿 大厨子
内陣中央壇上の大厨子の中にある多宝塔内には、仏牙舎利(ぶつげしゃり)が安置されている
この仏牙舎利は源実朝が宋の国から招来したもの
大厨子の四方には四天王像が立ち、壁面には「涅槃図」や「十六羅漢図」が並んでいる
仏舎利殿
大厨子 多宝塔内には仏牙舎利が安置されている
大厨子(正面)
大厨子(正面)の彫刻
龍の頭部と胴と爪(大厨子正面)
大厨子(左側)
大厨子(左側)の彫刻
大厨子(左側)の龍の彫刻
大厨子(右側)
大厨子(右側)の彫刻
龍の頭部(大厨子右側)
鹿王院の境内にある竹林
鹿王院
場所 : 京都市右京区嵯峨北堀町24
TEL:075−861−1645
150620
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