龍の謂れとかたち
相国寺の法堂の天井絵《蟠龍図》
相国寺
相国寺は、臨済宗相国寺派大本山の寺。京都五山第二位に列せられる名刹
山号を萬年山(万年山)と称し、正式名称を萬年山相國承天禅寺という
本尊は釈迦如来。開基は足利義満。開山は夢窓疎石である
法堂は慶長10年(1605)、豊臣秀頼の寄進により、5回目の再建
我が国法堂建築の最古のもの
正面28.2m、奥行22.8m
法堂 正面
法堂 方丈より見る
蟠龍図(鳴龍)
法の雨(仏法の教え)を降らすという意味
龍神が水を司る神であるため、火災から護るという意味
がこめられている
慶長10年(1605)相国寺の法堂が五建された際、狩野光信によって画かれた
直径が12m
法堂を修復した際に、円相内の蟠龍図は修復されてた後コーティングされ、その全容を綺麗見ることが出来る
円相外に画かれていた雲は剥落したままで、今は僅しか残っていない
堂内中央付近の指定された場所でで手をたたくと、天井に反響して音が返ってくる
一名《鳴き龍》ともよばれる
相国寺の中はすべて写真撮影が禁止されている
【写真:撮影が許可されないので、写真は現地の看板を撮影したものを使用した】
蟠龍図(鳴龍)
【写真:現地の看板を撮影】
蟠龍図(鳴龍)
【写真:現地の看板を撮影したものを加工した】
龍の頭部と爪
【写真:現地の看板を撮影したものを加工した】
相国寺
住所:京都市上京区今出川通烏丸東入
電話:075−231−0301
150609
龍の謂れとかたちのTOPへ