龍の謂れとかたち
瀧尾神社の幣殿と回廊の龍の彫刻
瀧尾神社
平安末期に起きた源平の争乱を描いた『源平盛衰記』に、旧名「武鶏ノ社(後に多景の社)」が記されている
平安時代にはすでに存在していたと考えられている
江戸時代初めの宝永年間(1704〜11)に幕府の命令により改築され
多景の社から瀧尾神社と改名された
祭神は大己貴命(おおなむちのみこと 大国主命の別名)と、弁財天、毘沙門天の三神
大丸創業家では、すべての繁栄は瀧尾神社の御利益のおかげと今なお厚い信仰を寄せ続けている
現在の本殿は「北山貴船奥院御社」旧殿を移建したもの
本殿の前には幣殿、拝殿、東西廊などが並んでいる
一連の社殿が境内にまとまって現存していることなどが評価され
昭和59年に拝殿・拝所・幣殿・東西廊・手水舎など8棟が京都市指定文化財となった
西方より 左奥が拝殿と本殿
幣殿と本殿
正面
幣殿の正面の龍の彫刻
鳳凰、獅子、麒麟、龍などのたくさんの動物の立派な彫刻が配されている
唐破風の向拝の正面の上部の左右に龍の彫刻がある
龍は、阿吽形を意図しているように見えるが、正確なことはわからない
唐破風の向拝の正面に龍の彫刻がある
左右の龍の彫刻
右の龍の彫刻(阿形?)
左の龍の彫刻(吽形?)
左の龍(吽形)の彫刻の頭部
回廊の龍の彫刻
前面の回廊の上部に彫刻があり、龍の彫刻もある
回廊 正面に向かって右
龍の彫刻(上の写真の左のスパン)
龍の頭部
瀧尾神社
住所:京都市東山区本町11丁目718
電話:(075) 531−2551
150605
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