謂れとかたち
清水寺の祥雲青龍

清水寺

山号は音羽山(おとわさん)
北法相宗の大本山。1965年(昭和40年)に北法相宗となる

778年(宝亀9年)延鎮上人が開山
延鎮が夢告によって金色の滝を探していたところ、音羽の滝で行叡と出会い霊木を授けられ、
観音像を彫って滝の上に祀ったのが始まりとされる

798年(延暦17)坂上田村麻呂の創建
坂上田村麻呂が鹿狩りに当地に来た際
延鎮に殺生を戒められ、十一面千手観音を造る
807年(大同2)に田村麻呂夫人が仏殿を建立して、それを祀り、桓武天皇の勅願寺となった

810年(弘仁元年)に、鎮護国家の道場となり、嵯峨天皇から「北観音寺」の宸筆を賜る
後に音羽の滝の清らかな水に因んで清水寺と改名された

その後、幾度となく焼失と再建を繰り返す

現在の本堂は1633年(寛永10年)に徳川家光によって再建されたもの

1994年(平成6年)に世界文化遺産に登録される


祥雲青龍

青龍会誕生から15年、清水寺門前会結成30年を記念とし造られ
2015年(平成27年)12月に同会より寄進された

参拝者の家内安全・心願成就・祥福を願っている
青龍会(せいりゅうえ)

京の東方の守護神である青龍を先頭に清水寺境内と門前町を練り歩き
清水寺近辺を災いから守る行道が青龍会
【撮影:2023/5/14 小雨模様】



西門の石段の下に祥雲青龍が置かれている


祥雲青龍 正面全景


祥雲青龍 二体の龍が上下に置かれている

 
二体の龍を斜め横から見る


祥雲青龍 上


祥雲青龍 下

清水寺
住所:京都市東山区清水
電話:095-551-1234

230706
龍の謂れとかたちのTOPへ