龍の謂れとかたち
南禅寺の法堂の天井画
南禅寺
臨済宗南禅寺派の大本山の寺院。正式には太平興国南禅禅寺と号する。山号は瑞龍山
当初の「龍安山禅林禅寺」を「太平興国南禅禅寺」という寺号に改めたのは正安年間(1299年 - 1302年)のこと
日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上に置かれる別格扱いの寺院
日本の全ての禅寺の中で最も高い格式を持つ
本尊は釈迦如来
<創建と再建>
開山は無関普門(大明国師)。開基は亀山法皇
正応4年(1291年)、亀山法皇は禅林寺殿を寺に改め
当時80歳の無関普門を開山としてこれを龍安山禅林禅寺と名付けた
二世の規庵禅師入寺から15年を費やして伽藍を完成。創建開山と呼ばれる
<法堂>
慶長11年(1606年)に豊臣秀頼によって法堂が再建された
1895年(明治28年)に焼失
現在の建物は、1909年(明治42年)に再建されたもの
本尊の釈迦如来坐像を祀る
【撮影:2023/5/14 小雨模様】
三門
法堂 正面
天井画
天井には今尾景年(1845-1924)による幡龍が描かれている
<写真>
普段法堂の中には入れませんので、幡龍は外側から見ました
ここに紹介する写真は
撮影した写真を加工したものも含みます
【写真撮影:2023/5/14】
祭壇と天井
龍の天井画 全景 【撮影した写真を加工してあります】
龍の詳細:龍玉・頭部・三爪・尾
龍の頭部と三爪
南禅寺
住所:京都市左京区南禅寺福地町
230629
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