龍の謂れとかたち
龍の謂れとかたち
蒔絵シール 金銀箔工芸作田(金沢)
作田金銀製箔(株)は創業80余年、金沢の浅野川のほとりの東山に位置している
歴史と受け継がれた技術によって生み出される一万分の一ミリの厚さの金箔や銀箔を活かして
数多くの金屏風や金銀箔工芸品を提供している
蒔絵シールは、耐久性に優れて剥がれにくい強粘性シール
携帯電話・プラスチック・ガラス・陶磁器・漆器・楽器・家電に貼ることが出来る
【パンフレット『金箔物語』より】
作田のパンフレット 蒔絵シール
シールと中心部の拡大
金箔を作る工程
(1)金合せ:溶解炉で金地金と少量の銀、胴の地金を溶解し定型の金合金を作る
(2)延べ金:インゴットを100分の1mmまでロール圧延する
(3)コッペ作り:延金を6cm角に裁断しコッペを作る
コッペを澄打ち紙に1枚ずつ挟み皮袋で包み澄打ち機で打延ばす (4)渡し仕事:大きな澄打ち紙に移し変え(5回)、20cm角、厚さ1000の1mmまで打ち延ばす
(5)澄切り・引き入れ:仕切り澄を11.2等分に切り、箔打ち紙に挟み1800枚を1パックとして皮袋に包む
(6)パックを箔打機で3分間打ち、15分間熱を冷ます作業を数十回繰り返し、
1万分の1ミリ〜2ミリまで打ち延ばす (7)箔移し:打ち上がり箔を皮板の上で竹枠により規格サイズに1枚ずつ裁断する
(8)仕上がり:裁断した箔を間紙に一枚ずつ挟み100枚ごとに糸でからげて仕上げる 【パンフレット『金箔物語』より要約】 |