謂れかたち
東大寺二月堂の手水舎の天井の龍

二月堂
十一面観音を本尊とする仏堂
二月堂は、東大寺金堂(大仏殿)の東方、坂道を上り詰めた丘陵地、東が高く西が低い傾斜地に位置する
建物は西を正面として建てられている

三月堂の通称で知られる法華堂などが所在する一画を「上院(じょういん)」と称す
大仏開眼以前から存在した、東大寺の前身寺院があった場所である

治承4年(1180)の平重衡の兵火では焼失をまぬがれ、奈良時代の建物が近世まで存続していた
寛文7年(1667)、修二会の満行に近い2月13日に失火で焼失
現存する二月堂は寛文9年(1669年)、将軍徳川家綱の援助を得て、従前の規模・形式を踏襲して再建された
平成17年(2005年)12月27日付けで国宝に指定されている

手水舎
二月堂へ行く階段を上がったころに手水舎がある
手水舎の天井に二体の龍の彫刻がある
右が阿形、左が吽形


二月堂へのアプローチ  石段を上がったところに手水舎がある


二月堂の手水舎


二月堂の手水舎 天井


二月堂の手水舎 天井


二月堂の手水舎 天井


天井の龍の彫刻 阿(右)・吽(左)形


天井の龍の彫刻


天井の龍の彫刻 阿形

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二月堂手水舎の龍
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