龍の謂れとかたち
春日大社の夫婦大国社のそばにある手水舎の龍
春日大社
春日大社は中臣氏(のちの藤原氏)の氏神を祀るために768年に創設された神社
今からおよそ1300年前、奈良に都ができた頃
鹿島神宮から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)を神山御蓋山(ミカサヤマ)山頂の浮雲峰(ウキグモノミネ)に迎え
日本の国の繁栄と国民の幸せを願った
天平の神護景雲2年(768)に称徳天皇の勅命により左大臣藤原永手によって
香取神宮から経津主命、枚岡神社から天児屋根命・比売神の神々を招いてた祀ったのが当社の始まり
四柱の神々:春日皇大神(春日四所明神・春日大明神)
武甕槌命(タケミカヅチノミコト) :日本の国を秩序ある国にする 経津主命 :日本の国を秩序ある国にするため 天児屋根命 :神事と政治を守り導かれる神 比売神 :天照大御神様だとも天児屋根命様の妃神とも伝えられている
御創建以来20年毎に斎行される式年造替という制度により、社殿の御修繕、御調度の新調、祭儀の厳修を行う
朱の柱、白い壁、檜皮屋根の本殿・社殿が往古と変わらぬ姿を維持している
春日大社の南門
中門・御廊 後ろに本殿が見える
手水舎
龍の吐水口のある手水舎は春日大社の夫婦大国社のそばにある
手水舎外観
手水舎の龍 側面
龍の外観(1)
龍の外観(2)
龍の正面
140620
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