龍の謂れとかたち
龍の謂れとかたち
近江のおばたでこ「龍王」
「おばたでこ」は琵琶湖の東、小幡に育った郷土人形として古くからに人形愛好家に親しまれている。
「おばたでこ」は色彩が豊かで素朴な近江唯一の伝統を持つ。
種類は非常に多く、約400種あり、三月・五月の節句人形を主体に、
祭りのみこしや、信仰縁起もの、教訓に関係のあるもの、十二支に因むもの、風俗人形や、
軍人及び馬のり鎮台、松竹狐など小幡独特の型、その他独自の創作を案出したものが伝えられており、
型の寸法も小は3cmから大は90cmくらいいまである。
初代安兵衛唐数えて細居源吾は九代目当主にあたる。
今から270年前、伏見人形の西方を参考にし、小幡で人形造りをはじめた。
明治初期までは四・五軒の同業者が合ったが、現在は細居家1軒のみとなった。
同センターでいただいた、「小幡でこ由来記」より抜粋(写真は由来記の表面)
滋賀県東京観光物産センターのご好意でおばたでこの「龍王」の写真を撮らせてもらった。
060711/
龍の謂れとかたちのTOPへ