龍の謂れとかたち
龍の謂れとかた
長谷川 聡作の《龍神》 第45回サクレ展
龍神は横浜市民ギャラリーの《サクレ展》に展示されたもの
《サクレ展》で横浜市の中学美術教師の作品が50点近く展示された
《龍神》は平楽中学校の長谷川聡教諭の作品
この作品を1年半かけて制作、昨年出展予定が間にあわなかったとのこと
作品のテーマに架空の動物である《龍》を選んだ
実在の動物はどうしても似てしまうので、空想を広げ自分らしさを表現したかったとのこと
《龍》のイメージをまとめるのに、《龍の九似:注参照》を学び、各部位のイメージをまとめた
スタイロフォームを重ね張りしたブロックをつくり、削りだして形を創り出した
表面は和紙と千代紙などで仕上げてある
形状が大きいので、ディテールも表現できている
鱗を表現するのに千代紙を何枚使ったかわからない、とは製作者の長谷川 聡さんの言
08年2月4日で《サクレ展》は終了したが、長谷川 聡さんは保管場所に困っている
当面保管するが、いずれ廃棄せざるを得ないかもしれないと悩んでいる
展示など引き取る可能性のある方は声をかけてください
問い合わせ先:045−481−8336
【電話番号は朝日新聞08年2月2日神奈川版より】
(注)龍の九似
頭:駱駝、角:鹿、目:鬼あるいは兎、耳:牛、体:大蛇、
腹:蜃 (この場合の蜃は蛤ではなく蛟の意)、鱗:鯉、爪:鷹、掌:虎
口辺に長髯をたくわえ、喉下に逆鱗があり、顎下に宝珠を持つ
龍神の全景(頭部・胴体・最後尾の3つの部位に分かれている)
頭部の側面
頭部 頭部の正面 頭部の後ろ姿
胴体の前部 胴体の後部
最後尾
顔面の詳細(やさしい目をしている) 龍玉(指が4本)
首部の鱗 胴体の鱗
080205
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