松原神社 白磁の燈籠 佐賀
松原神社
松原神社は、佐賀市松原にある鍋島家と龍造寺家にゆかりのある神社
安永元年(
1772)に創建、藩祖・鍋島直茂とその祖先を祭る
直茂の法号日峯(にっぽう)にちなんで地元では「日峯さん」の名で親しまれる
昭和36年に、別々の神社として運営されていた松原神社と佐嘉神社の運営は一本化された
松原神社には佐賀藩の初期の、佐嘉神社には終わり(10代と11代)のふたりが祀られている
<松原神社中殿>
安永元年(
1772)6月1日創建、鍋島家の始祖鍋島直茂命を奉祀し『日峯大明神』と号した
文化14年(
1817)祖父鍋島清久命、さらに明治5年に第一代藩主鍋島勝茂命を合祀
《松原神社》と改められた
<龍造寺家を祀る松原神社北殿>
明治6年(
1873)神殿の北側に新たに神殿を造営遷座して龍造寺家を祀るようになった
龍造寺家御三神(龍造寺隆信命、政家命、高房命)
<松原神社南殿・佐嘉神社>
明治6年(
1873)松原神社に南殿を造営
第10代藩主鍋島直正命を奉祀
大正12年(
1912)第11代鍋島直大命が合祀
昭和8年、佐嘉神社を造営
鍋島直正命を「別格官幣社佐嘉神社」御祭神として奉祀
昭和23年日鍋島直大命を合祀
このことにより松原神社南殿はなくなった
昭和36年4月1日、佐嘉神社と松原神社は運営が一本化された
松原神社 正面
松原神社 拝殿
白磁の燈籠
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鍋島直茂公(日峰公 佐嘉藩祖)文禄慶長の役の際 朝鮮に出兵
慶長2年(1597年)帰朝に伴い「日本の宝として焼物上手頭六、七人連れられ候」
と古書にありますが、
李三平氏を一団とする陶工たちが元和2年(1616年)有田泉山に陶石を発見、
李朝と同じような磁器を焼成した。これが今日の有田焼の基礎をなすもので、
「御神祖様 日峰公」とあがめ有田皿山中より御神前に奉納されたものである。
近年痛みがひどく平成16年8月(2004年)有田 岩尾磁器会社の手によって
修理、保護のためにここに移した。(現地案内板より)
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白磁の燈籠 左が現地案内板
燈籠の正面 |
燈籠の背面 |
龍の頭部
龍の顔
松原神社
住所:佐賀県佐賀市松原2-10-43
電話:0952-24-91995
160629
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