龍の謂れとかたち
五雲山龍興寺本堂の懸魚の龍(札幌市中央区南4条)
五雲山龍興寺
札幌の中央区の丸山公園の近くにある曹洞宗の禅寺
本堂の唐破風にある懸魚の彫刻を紹介する
龍興寺 正面
龍興寺 本堂
本堂の懸魚と向拝
祖師堂の唐破風の懸魚(げぎょ)
「懸魚」は神社仏閣の破風(はふ:切妻屋根の妻側の三角形の部分)に取り付けられる
「懸魚」は「掛魚」ともかかれ、「けんぎょ」と呼ばれることもある
魚を吊るしたような形に似ていたことからこの名がついた
建物の一番の敵は火災、名前に「魚」がつくことから「防火」を願って昔からつけられていた
唐破風の先端の破風の拝みの部分《兎の毛通》のところに龍の彫刻を多く見る
唐破風などにつけられた懸魚は、懸魚の範疇を越えて華美な彫刻になっている
懸魚と向拝の彫刻
懸魚
住所:札幌市中央区南4条西27-1-1
電話:011-561-6055
180414/210425
向拝の龍
龍の謂れとかたちのTOPへ