謂れとかたち
太鼓時計(東芝未来科学館

太鼓時計
田中久重作 天保後期~嘉永年間(1838年~1852年)頃
田中重久が伏見、京都に住んでいた頃にいろんな時計を制作した
中央の円盤の竜が持つ剣が指針となっており、円盤の回転により時間を示す
内部のしかけにより
定刻になると太鼓を打ち
鳥が動き時を告げる

田中重久
寛政11年(1799)- 明治14年(1881)
江戸時代後期から明治にかけての発明家
万年時計の制作者
「東洋のエジソン」、「からくり儀右衛門」と呼ばれた
芝浦製作所(後の東芝の重電部門)の創業者


田中久重作 太鼓時計

太鼓時計 正面


太鼓時計 太鼓 太鼓の上に時を告げる鳥が居る


太鼓時計 剣が時間を示し、定刻になると太鼓を打つ


太鼓中心部の龍(1)


太鼓中心部の龍(2)


万年時計
万年自鳴鐘(まんねんじめいしょう、旧字体:萬歳自鳴鐘)

江戸時代の発明家、田中久重によって製作された機械式の置時計
嘉永4年(1851年)に 田中久重によって製作される

万年時計の名で広く知られている。1000点を超える部品(ほとんどが田中による手作り)から作られている
万年時計は下記の機能を持つ
天象儀、和時計、二十四節気の表示、曜日・時刻の表示
十干十二支の表示、月齢の表示、洋時計、このほか打鐘の機能


万年時計

 平成16年(2004) 文部科学省による国家プロジェクト「江戸のモノづくり」の
「万年時計復元・複製プロジェクト」によって、分析・復元される
 平成17年(2005) 上記プロジェクトによって製作されたレプリカが「愛・地球博」にて展示
「愛・地球博」終了後は、東芝未来科学館に引き取られて展示されている
 平成18年(2006) 重要文化財に指定される。現在は国立科学博物館にて常設展示
 平成19年(2007) 機械遺産(22番)に認定

東芝未来科学館
住所:川崎市幸区堀川町72番地-34 スマートコミュニティセンター2階
電話:044-549-2200


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