龍の謂れとかたち


謂れかたち

高山土人形の龍の土鈴
伝統的な焼き物の技を生かした土人形。2代目の岩光子さんの作

父親の初代の岩信成氏は大正11年(1922)に素焼窯を築いた
名古屋や富山などの土人形から型を抜き取りして、それをもとに高山土人形の独特の型を作りだした
七福神や福助、義経と弁慶、金太郎や桃太郎、十二支など、また今日に続く男雛女雛の内裏様を製作
飛騨の伝統のやきもの、「山田焼」の発祥地である高山市山田町で生れた
《山田の雛さま》は、現在、岩光子さんが唯一の作り手となってしまっている
光子さんは、窯の燃料にガスや電気を使わない
近くの製材所などから分けてもらった木片をくべて、丸一日かけ焼き上げる
素焼き前の人形を冬季に乾燥させるには、ストーブで温めた室内で1週間ほどかかる
室内温度が低くすぎると、粘土が凍って内部に霜柱が立ってしまい、温めるとつぶれてしまう


高山土人形の土鈴


正面

側面 高さ:約45mm


頭部の詳細

091209
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