龍の謂れとかたち
龍の謂れとかたち
石老山顕鏡寺の手水屋の龍
石老山顕鏡寺
石老山顕鏡寺は、高野山真言宗 御本尊は福一満虚空蔵菩薩 第14番札所
貞観12年、石老山縁起に由来する岩若丸、後の源海法師により開山される
霊場本尊の十一面観世音菩薩は、明治中期に合併した増原西福寺の御本尊を 遷座したもの
逸話
1100年ほど昔の話
当時の宮人三条貴丞卿の若君武庫朗と八条殿の姫君の子として生まれた男の子は岩若丸と名づけられ
若君は子供との再会の証として、鏡を割って一片を渡し、道志法師となって諸国行脚に出た
その後成長した岩若丸は父母と再会
岩若丸は僧となって源海上人と号し、古い石の山から寺の号を石老山といい、鏡から顕鏡寺と呼んだといわれている
道志岩窟とイチョウの木
この寺には、源海法師が住居としていた道志岩窟と呼ばれる岩窟がある
この岩窟の岩の大きさは、高さ約7M、横幅約12M、
岩窟の中は、横幅5M・奥行き5M・高さ2Mである
顕鏡寺のイチョウは、樹高では県内最高のイチョウの巨木
高さ42m、胸高周囲5.4M
【顕鏡寺の案内板などより要約】
顕鏡寺山門 左に手水屋、奥に本堂が見える
手水屋の全景
手水屋の龍
手水屋の内部 |
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龍の吐水口 正面 |
龍の吐水口 側面 |