龍の謂れとかたち
朝鮮鐘(東京国立博物館)
朝鮮時代・世宗31年(1449) TE982
【11/11/17に撮影】
音を整える管が直立し、吊り下げる部分が龍の形に作られている
このような形の鐘は朝鮮半島でとくに流行した
胴部に点線で「正統十四年三月」から始まる5行29字の銘文がある
朝鮮時代の初期に作られたことがわかる貴重な史料である
【展示の説明より】
和鐘と比較した朝鮮鐘の特徴
袈裟襷(けさだすき:縦横の筋)の文様がない
龍頭(吊り手)が1頭。和鐘は2頭
撞座(つきぎ:撞木 (しゅもく)が当たるところ)がない
朝鮮鐘
鐘 全体1
鐘 全体2
吊り下げ部 正面
吊り下げ部
吊り下げる部分の龍の詳細
120625/220403
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