龍の謂れとかたち


謂れかたち

染付龍波涛提重(東京国立博物館)
そめつけりゅうとうもんさげじゅう
作:青木木米(あおきもくべい)(1767-1833)
刻名:「古器観製」
総高:23.0 径:23.0×22.5
江戸時代・19世紀
重要文化財
登録:G5293
寄贈:笠置達氏

青木木米は江戸後期の奥田頴川門下の京焼を代表する陶工
「識字陶工」を自称した文人であり,画家としても著名である
中国や朝鮮の古陶磁を広く研究し,その成果を趣味人としての多彩な作陶に反映させた
煎茶道具を中心に作風は多岐にわたる
この提重の文様は中国明時代後期の万暦年間の染付に倣ったものである
小品が多い中でも特に大振りである
「古器観製」の針描き銘がある。古器観は木米の号の一つ
【展示の説明ほかより】


  
染付龍波涛提重



染付龍波涛提重 正面



龍の詳細

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