龍の謂れとかたち
紫裾濃威筋兜
天翔ける龍 2012
むらさきすそ ご おどしのすじ かぶと
江戸時代・18世紀 寛政3年(1791)の折紙
松平直亮氏寄贈
F-19558
龍で装飾された兜は古くからある
龍をつけた兜は南北朝時代の絵巻にも描かれている
兜の上に龍がとぐろを巻くものなど、デザインも豊富
紫裾濃威筋兜は、出雲国の松平家に伝来した兜
頭部を保護する筋鉢に、首を守る紫糸裾濃威の しころ をつける
正面の飾り、いわゆる立物(たてもの)は鍬形と龍で、取り外しができる
龍は金色で鰭と腹が朱色である
眼には水晶またはガラスを嵌める
【『天翔ける龍』および展示の説明より】
紫裾濃威筋兜
龍の正面
斜めより見る
龍 龍は金色で鰭と腹が朱色、眼には水晶またはガラス
121206/
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