謂れとかたち
帯 白斜子地雲龍模様
天翔ける龍 2012

おび しろななこじ うんりゅうもよう
江戸時代・19世紀
坂東三津江所用
高木キヨウ氏寄贈
I-2072

渦巻く雲間より僅かに覗く龍の頭部と脚先
その目、牙、爪には鍍金した銅板を嵌めている
肥後藩細川家の蓮性院の舞台で、坂東三津江が『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』の
放駒長吉を演じたときに使用した男帯
明治3年(1870)に英国第2皇子を浜離宮に招き、『三人形の奴』を演じたときにも使用
【『天翔ける龍』および展示の説明より】


帯の左半分


帯の右半分


左の脚と爪


頭部


右の胴と脚と爪


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