謂れとかたち
龍濤螺鈿陵花盆
天翔ける龍 2012

りゅうとうらでんりょうかぼん
木製漆塗
中国 元時代・14世紀
需要文化財
TH-9

泡立つ波しぶき、いかつい岩山を背景に、思い切り胴体をうねらせた龍のすがた
指先には鋭い五本の爪が光り、これが皇帝の象徴である「五爪の龍」と知れる
龍のウロコには青色、背ビレや爪には赤色に輝く貝を用いる
陵花形のシャープな器形は元時代の特徴
【展示の説明より-2012】

火炎宝珠を見据える龍の姿は躍動感にあふれ
そのまわりには雲がわき、波が逆巻いています
薄い貝片を精密に加工し
龍の鱗には青い貝片、鰭には赤い貝片などと発色が異なる貝片を使い分ける
デリケートな感性がうかがえます
中国螺鈿の名品として名高い作品です
【展示の説明より-2024】


龍濤螺鈿陵花盆ー2024


龍-2024

121210/240128
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