謂れとかたち
見立半杔迦(龍を出す美人)
天翔ける龍 2012

見立半杔迦(みたてはんたか)
中版 錦絵
江戸時代・18世紀
鈴木 晴信(1725?~70
A-10569-3512

瓶から龍を出すという神通力を見せた半杔迦という羅漢を美人に変えて描いたもの
江戸時代には、今の年賀状のように元旦に摺り物を交換する習慣があり
これもそうした歳旦摺物のひとつ
昇ってゆく龍の姿は縁起がいいと喜ばれただろう

半杔迦は、羅漢の名前
龍を自在に操ると言われ、それを美人に見立てた絵
【展示の説明および『天翔ける龍』より】


見立半杔迦


龍と美人


龍の上半身


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