龍の謂れとかたち
青花龍濤文壺
天翔ける龍 2012
高29.3cm 口径20.3cm 底径18.6
せいかりゅとうもんつぼ 中国・景徳鎮窯
元時代・14世紀TG-2351
青花とは、白磁の素地にコバルトを含んだ顔料で文様を描き、透明釉をかけて焼成する技法
わが国では染付ともよばれる
青花の技術と様式は、元時代後期の景徳鎮窯において完成された
波の上を疾走する龍の姿が、元時代特有の雄渾な力強い筆づかいで、器面いっぱいにあらわされている
元様式の青花磁器を代表する優品の一つである
青花磁器はアジア各地に輸出された
波とともに表された龍の意匠は「龍の棲みか」に由来するもの
【展示の説明および『天翔ける龍』より】
青花龍濤文壺
青花龍濤文壺 正面
龍の頭部
龍の爪
121209/
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